■マンション買い替えにはどんな経費が必要になる?
マンション購入をしたことがある方なら購入するためには購入資金の他にも
色々な経費が必要になることはわかると思います。
実際に不動産購入をする時にはいろいろな手続のための手数料や税金がかかり
諸経費がかなりの金額になります。
では買い替えの時にはこれらの諸経費はどうなのでしょうか?
マンション買い替えで新しいマンションを購入する時には、以前と同じように
購入するための料金以外にいろいろな経費がかかります。
買い替えの場合はそれに売却の時の経費が必要になりますよね?
または買い替えの場合は必要経費も優遇されるのでしょうか?
■マンション売却にかかる経費とは?
買い替えの場合でも基本的には変わらずに色々な経費が必要になります。
買い替えで軽減される諸経費はほとんど泣く売却と購入の経費が必要です。
まずは売却にかかる経費を見てみると簡単に分類して契約費用、税金、住宅ローン関係に
分けて考えることができます。
契約費用では不動産業者への仲介手数料、印紙税があります。
仲介手数料はマンションの売却金額によって変わります。
印紙税は不動産の売買契約書に貼る印紙代のことです。
こちらも売却金額で変わりますが、大体の場合は15,000円くらいです。
マンション売却の時にかかる税金は所得税です。
こちらはマンション売却で利益が出た時にだけ必要になります。
住宅ローン関係では住宅ローンの繰り上げ返済の手数料と抵当権抹消費用が必要です。
マンションの売却金額を使って抵当権を外さないと売却をすることが出来ません。
そのためにこちらは全て銀行に支払う経費ということになります。
この他には売却するマンションのクリーニング代は売り主の負担になります。
売却金額やマンションの状況によって大きく変わりますが100万円程度の経費です。
■マンション購入の時に必要な経費とは?
マンション買い替えをする場合は購入したことがあるはずなので、基本的には
その手続をもう一度行うことになります。
必要になる経費は同じですが、一応確認しておきます。
売却の時と同じように契約関係、登記にかかる費用、税金、住宅ローン関係の費用が
それぞれ必要になります。
契約関係は仲介手数料と印紙税ですが、マンション購入の場合は登記にかかる費用があり
こちらは所有権登録免許税と司法書士報酬が必要になります。
税金は不動産取得税がかかりますが地方自治体によっては免除される場合もあります。
こちらも役所などに確認をしておきましょう。
後は住宅ローン関係の経費ですが、通常の住宅ローンではなく買い替えローンを
利用した場合には保険料などが変わる可能性があります。
買い替えローンを利用する金融機関に確認を取るようにしましょう。
マンション購入の場合は基本的にはこれらが経費になります。
それ以外では入居するマンションに支払う一時金などが考えられます。
日割り計算で管理費や修繕積立金が徴収される場合もあるのでこちらも経費として
考えに入れておきましょう。
■トータルでいくら位の諸経費が必要になる?
色々とマンション売買のためには費用が必要になるのがわかりました。
では実際にどれ位の金額が必要になるのでしょうか?
マンション売却にかかる諸経費は売却金額によって変わります。
同じようにマンション購入にかかる諸経費は購入金額や住宅ローンで変わります。
そのために目安程度にしかなりませんが、大体200万円くらいが諸経費として
必要になると言われています。
ただしこれは単純にマンションの売却と購入に関する経費を合計した金額です。
買い替えには売買以外にも色々な経費が必要になります。
固定資産税もその1つです。
マンションの場合は駐車場の代金が必要になる可能性も高く、マイカーを持っているなら
更に多くの経費が必要です。
それと引越しの代金、買い替えのタイミングによっては仮住まいの家賃も必要です。
新しい家で使う家具を新調するという可能性も高いです。
マンション買い替えにはかなり多くの諸経費が必要になります。
計画をたてる時には十分に余裕をもたせた予算を組むようにしましょう。
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